東大卒億り人が考案したロジカル株式投資 市場平均を超えるリターンを手に入れる超合理的な方法 を読んでみた。

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どんな本?どんな人におすすめ?

株式投資においてどのようにすればリターンを増やすことができるかが、分かりやすく書かれています。個別株は取り扱わず、全世界株式などの時価総額加重平均型のインデックス投資を行うことで、どの銘柄が上がりそうか?などの判断を不要としていますので、簡単に投資を始めてみたい!という初心者の方にオススメの書籍です。また、著者独自の視点で時間分散の意味をさらに掘り下げられていたり、著者独自の着眼点による複利の解説も分かりやすいです。リスク管理や出口戦略なども書かれているので、既にインデックス投資を始めている人もさらに知識を深められるので一読の価値があると思います。

簡単に紹介!

資産運用で簡単に及第点を取る方法
投資の王道である「長期・分散・積立」が説明されています。さらに、ロボアドバイザーを用いることで簡単に及第点が取れるとのことです。

時間分散の2つの意味
「タイミングの時間分散」と「運用の時間分散」があり、仮に5000円を投資する場合、毎年1000円ずつ5年間投資するよりも、最初に5000円一括投資し、5年間追加投資を一切行わない方が、運用の時間分散になり、結果としてコストパフォーマンスがよくなります。この運用の時間分散についてグラフなどで詳しく解説されています。そして、一括投資と積立投資のメリット、デメリットが挙げられています。

資産運用で合格点を取る方法
インデックス投資信託を購入する際、種類や買うタイミングを変えたり(S&P500に連動する投資信託でも別銘柄のものをタイミングをずらして購入)し、お金が必要になった際に含み益の少ないものから売却することで、課税を最小限にし、税金分も複利運用することに関して書かれています。ただ、NISAにて購入した分は非課税なので、NISAの枠を超えて購入する場合に有効な方法とのことです。

リスク管理を考える
人生においてのライフイベント(結婚式など)でまとまったお金が必要になった場合、投資はどうすべきか?や、投資の運用期間が短くなるにつれて取るべきリスクを低下させるなど、リスク管理について書かれています。

アセットクラスの分類とリスク管理手法
株式、不動産、債券、ゴールド、現金の特徴が説明されています。そして、リスク管理の手法が述べらており、株式を売却して低リスク資産の割合を増やすか、株式の投資対象をより分散するか、とのことです。

時間分散を用いたリスク管理と出口戦略
S&P500を10種類買ったパターンを例にして(投資タイミングの分散に合わせて投資信託を切り替え、リターンをバラバラにする)、売却する場合は含み益の少ないものから売却することによって、節税効果が得られる、と述べられています。

運用の時間分散
積立投資では、初期段階ほど投資元本が少ないので、レバレッジETFにて倍以上のポジションを取ることで運用の初期段階の投資元本の少なさをカバーすることが説明されています。
(例えば、SPXLというレバレッジETFは、S&P500の3倍のポジションを取り、これを100万円買うことで疑似的に300万円分のS&P500を保有していることと同じになる、とのことです。)

レバレッジETFについて
レバレッジETFの長所と短所が説明されています。
レバレッジETFは、上がり続ける場合は有利に働きますが、上げ下げが激しい場合は減価しやすい、と説明されています。高レバレッジは危険が伴うのでレバレッジETFは部分的に取り入れるのことが推奨されています。

[本書を読んだ感想]

最初に一括投資することが運用の時間分散になることがグラフで分かりやすく説明されているのでめっちゃ分かりやすかった。もし僕にも元手があれば限界まで一括投資していたと思う。
複利効果をマス目で説明するのもなかなか画期的だと思った。
レバレッジETFの有効性も解説されていたが、信用取引でレバレッジを効かせて失敗した僕には使いこなせないだろうが、選択肢の1つとして、取り入れるとどうなるのかは興味が湧いた。
本の帯に描かれていた女子のイラストが可愛かったので買ってしまった………(笑)。
気になった方は本書を読んでみてはいかがだろうか。

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