
どんな本?どんな人におすすめ?
投資の基本的なこと、大事なことに関して書かれてています。
マインド編は物語形式で話が進みます。隆一と先生が登場し、先生が投資のことを隆一に教える、というストーリーを読みながら投資の極意を学べます。
ノウハウ編にて実際にどのようにしてどんな銘柄に投資をするのか、オススメの銘柄を紹介しています。
よくある投資の参考書と違い、ストーリー仕立てになっているので、参考書的な本を読むのが苦手な人にも読みやすいです。内容も分かりやすく、投資初心者にもオススメです。
簡単に紹介!
マインド編
スポーツ用品メーカーに勤める隆一が、先生に出会って投資の本質的なことを教えてもらう話が展開されます。
・資本主義・バブル・行動ファイナンス、主にこれらについて理解を深める話になっています。
○資本主義:資本主義は「経済行動の自由」と「生産財と財産を個人で所有できる」を基軸とする社会であり、人間の欲求が資本主義経済をつくり、稼いで自分の資産を増やし、その資産を投資して社会に還元し、投資された資金で企業が設備投資をし、生産活動をし、そこで生まれた利益が投資家に還元される………的な内容が深く掘り下げられて書かれています。(分かりにくくてすみません)
○バブル:株式市場は感情の起伏のように上がり下がりが激しく、実態経済による需要や供給に関わりなく、価格が暴騰することをバブルと呼びます。資本主義ではバブルは付き物で、バブルはいつか必ず崩壊して暴落してしまいますが、いつ崩壊するかは誰にも分からず、いくつものバブルを乗り越えなければ長期投資でリターンを得ることはできない、とのことです。
○行動ファイナンス:人間はどのように意思決定し行動するのか、なぜ時として非合理的な行動をするのか、という研究をする「行動経済学」があり、その「行動経済学」にもとづいて投資の理論に落としこんだのが「行動ファイナンス」である、とのことです。
例えば、「Aという仕事では確実に25万円もらえる」「Bという仕事では50%の確率で50万円もらえ、50%の確率で何ももらえない」の2つの仕事がある場合、多くの人はAの仕事を選ぶらしいです。このような「確実性効果」や、「プロスペクト理論」、「アンカリング効果」などの行動ファイナンスを学ぶことで合理的な投資判断を可能にすることが大事だと書かれています。
※箇条書きにするとめっちゃ分かりにくくなってしまいましたが、本書では物語形式で分かりやすく書かれています。
ノウハウ編
具体的で実践的な投資の方法が紹介されています。
投資を習慣化、仕組化するために、給与振込の銀行口座から毎月一定額を強制的に天引きする、積み立て投資する必要があると述べています。
どのような金融商品を買えば良いかや、iDeCoやNISAの節税効果などか書かれており、そして著者オススメのファンド10本もオススメ理由と共に紹介されています。

[本書を読んだ感想]
物語形式で話が展開されるのが斬新で読みごたえがあった。登場人物の隆一は株にのめり込んでしまい、仕事中にもスマホアプリで株価を確認し、1つの銘柄に貯金を突っ込んでその銘柄がストップ安になり損失を出してしまっていた…僕も個別株をやってたときに隆一氏と同じように1つの銘柄にレバレッジをかけて取引をしてめっちゃ負けてしまった経験がある(詳細は過去の記事の地獄の幕開けを参照されたし)。だから僕も隆一氏と共に先生に投資を教えてもらう感覚で本を読み、投資についてに学ぶことができた。長期分散投資が優れた投資法であることを理解でき、毎月の給料から一部を強制的に天引きし、積み立て投資することで仕組化、習慣化することが重要であるとのことで、まさに「長期・積立・分散」こそ正義であると理解できた。そして、本書を読み、資本主義やバブル、行動ファイナンスについて知ることによって、投資の本質的なことを知ることができた。マインド編での隆一氏の最後の言葉は、かの有名な曲をオマージュしているのだろうか…
気になった方は本書を読んでみてはいかがだろうか。

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